FAQ

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 ベベルギア・ウォームギアが適用される状況とは?

ベベルギア(傘歯車)は、通常90°やその他角度での軸間駆動を可能にする円錐歯車形式で、出力軸が入力軸と直角に配置される機構(例:差速装置、走行機構)に適用されます。

一方、ウォームギアは、螺旋状のウォーム(ねじ)とウォームホイールとの組み合わせにより、非常に大きな減速比・自己ロック特性(下り逆転防止)を得られるため、較低速度・高減速比・逆転防止が要求される機構(例:ジャッキ、昇降機、職業機械)に採用されます。

設計時には、ベベルギアであれば歯元接触応力・傘歯車のねじれ・製造・組付け精度が問題となり、ウォームギアではウォームおよびホイールの摩耗・潤滑・熱発生に対する配慮が必須です。

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