設備ユニット・部品 コストダウン調達センター

 歯車加工において、代表的な工法を整理すると以下の通りです。

• ホブ盤(Hobbing):ホブカッターを用い、歯形を連続切削する方式。大量生産・汎用歯車に適しており、コスト効率が高い。
• シェービング(Shaving):粗加工後、仕上げとしてシェービングカッターにより歯形を整える。高精度歯車に適用。
• プロファイルミリング(Profiling Milling):ミリングマシンで歯形を個別削り出す方式。試作・少量・複雑歯形に向く。
• シェーピング(Gear Shaping):カッターが上下またはラジアルに動いて一歯ずつ削る。内歯(インターナルスプライン)等に適用。
• ブローチング(Broaching):多段カッターによる一回ストローク削り方式。非常に高生産性を求める大量生産向け。 (sheetmetal-and-machining.com)

使い分けとしては、「量産・コスト重視」=ホブ盤、「高精度・少量」=シェービング/シェーピング、「特殊形状(内歯・スプライン)」=シェーピング、「大量・単純形状」=ブローチング、となるのが一般的です。