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アルミ鍛造品(熱間鍛造)コストダウン調達のポイント

2024.06.04

加工技術について

1.アルミ鍛造・アルミ熱間鍛造技術について

鍛造(たんぞう)は人類が金属を発見して最も古い歴史を持つ加工方法の一つと言われ、ハンマーやプレス機によって圧力を加えて成形、鍛錬を行う加工方法です。

紀元前4000年頃のエジプトやメソポタミアで金銀銅を用いて装飾品等が作られてきたのが始まりで、現代では産業機械の要とも称される加工方法となっております。

材料は一般的な金属である鉄はもちろんのこと、真鍮や銅、アルミニウム等でも鍛造が可能です。 今回はその中でも重量が鉄や銅の約1/3で非常に軽量であるアルミ鍛造品について紹介します。

2.アルミ鍛造とは

アルミニウム合金材を油圧や水圧、ハンマー等で打撃を加え、成形と同時に鍛錬を行う加工法を『アルミ鍛造』と言います。 鍛造により圧力を加えることで、高い強度と靱性を得ることが可能となります。

アルミ鍛造は、常温から再結晶温度以下で材料に圧力を加える「冷間鍛造」と再結晶温度である 300~480 ℃程度まで加熱し圧力を加える「熱間鍛造」に分類されます。

冷間鍛造は表面が滑らかで、高精度な加工ができる反面大きな圧力と摩擦力により金型が破損しやすく短寿命であることが欠点です。 熱間鍛造は加熱した状態で圧力を加える為、冷間鍛造よりも低い圧力で加工可能で、強度や靭性も比較すると高いです。 当社の得意分野は後者の「熱間鍛造」です。

☆写真は熱間鍛造の作業写真です。

3.アルミ鍛造品(熱間鍛造)の調達について

アルミ鍛造の依頼はどこにすればよいか分からないといった時は、まず、当社にご連絡ください。当社では、海外に複数のサプライヤーを持ち、お客様の要望に合わせ、QCDすべての点で最適な 調達活動が出来る点に強みがあると考えています。

品質においては、工場の自主検査と現地に駐在している当社の現地社員による検査、また 必要であれば日本から当社社員が直接工場へ行き検査もしておりますのでご安心ください。 価格面でも複数社へ見積依頼することで為替などの影響も考慮した適正価格での調達が可能となります。

4.アルミ鍛造品(熱間鍛造)の製作実績をご紹介

〇材質A6082相当(φ300x900L)  この製品は航空機部品分野に使用されます

〇材質A2014相当(φ400)  この製品は海底資源分野に使用されます

〇材質A6061相当(φ800)  この製品は海底資源分野に使用されます

〇材質A5052相当(φ500x800H)  この製品は造船・発電設備分野に使用されます

〇材質A6061相当(φ600x1000L)  この製品は水素電池分野に使用されます

〇材質A6061相当(φ350x1100L)  この製品は水素電池分野に使用されます

〇材質A5052相当(φ1100x750H)  この製品は造船・発電設備分野に使用されます

今後の展開については、液化アンモニアや液化水素等、輸送用のタンク製品を手掛けていきたいと考えています。

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