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2023.09.22
製造品について
ギアというのは、噛み合わせ機構により力を伝達させ、駆動させる部品を指します。形状により種類はさまざまであり、簡単にまとめると下記のような種類の製品があります。
ギア製品の製造・加工においては、加工方法はいくつかあり、精度や形状・ロットに応じて加工方法を選択する必要があります。具体的な工法としては、切削加工・冷間鍛造・熱間鍛造・鋳造・プレスなどがあります。これからの工法選定のポイントを以下に解説いたします。
ギア(ギヤ)製造において最もポピュラーな加工方法が切削加工によるギア製造です。ギアの切削加工の工法としては以下のような工法で加工を行います。ギアを切削加工で製造するには、いくつかのの工法があります。主な加工方法の原理ならびに、特徴をご紹介します。
■ ホブ盤(Hobbing):
■ シェービング(Shaving):
■ プロファイルミリング(Profiling Milling):
■ シェーピング(Gear Shaping):
■ ブローチング(Broaching):
ギア(ギヤ)製造において、次に多い工法が鍛造です。鍛造には熱間鍛造・温間鍛造・冷間鍛造の3つがあり、切削加工よりも精度は出ないものの、量産品のコストダウンを検討する上では最適な工法として採用されます。
当社ではこれら鍛造で粗成形をしたのちに、切削で仕上げる事でコストダウン効果を狙うなど工法の組み合わせによるコストダウン調達ももちろん可能です。
ギア(ギヤ)部品のコストダウン調達において最も重要となるのが、サプライヤー選定です。
ギア(ギヤ)部品はサイズ・精度・求められる強度・材質が様々であり、「ギア(ギヤ)部品が得意だ!」と謳っているメーカーでも精度・サイズという点で詳細を詰めると、見積を断られてしまう・孫請けに依頼をするといった場合もあります。
結果として、コストが求めるレベルに見合わずサプライヤー選定を再度しなければならなくなったり、依頼はしたものの、当初の要求精度・品質を満たさない製品ができあがるなど調達活動の長期化・満足のいく製品の確保が難しくなってしまいます。
では、どうすればよいのか?というと、多岐にわたるサプライヤーを抱え、適切な発注先選定ができる調達代行を得意とする企業に依頼をされることが良いと言えます。
当社では、国内外に複数のサプライヤーを持ち、お客様の要望に合わせ、QCDすべての点で最適な 調達活動が出来る点に強みがあると考えています。 基本的には小型のものは国内、大型のものは国外と分けて製作しています。 国外の場合ですと、工場の自主検査と現地に駐在している当社の現地社員による検査、また 必要であれば日本から当社社員が直接工場へ行き検査もしております。 価格面でも複数社へ見積依頼することで為替などの影響も考慮した適正価格での調達が可能となります。
本製品は、大型製缶加工・機械加工受託センター.comで手掛けたベベルギア・クランクシャフトの組立品です。製品のしようとしては、ベベルギア部が圧力角20°で最大径のギア部分がφ1500mmです。本製品は、クランクシャフト製作~ギア組立に加え、ベベルギアの製作・光明丹による歯当たり検査を実施した上で組立までを一貫して対応いたしました。
本製品は、大型製缶加工・機械加工受託センター.comで手掛けたヘリカルギヤ・スパーギヤです。表面熱処理は浸炭熱処理、高周波熱処理ともに対応可能で製品の仕様に合わせて提案が可能です。さらに、仕上加工は歯研削を実施し、図面上での歯等級指定に合わせた精度の確保が可能です。
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